ぼくが花の写真を撮るときに工夫している3つのこと

コスモスCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100) at 14:19 on 2017/09/24

みなさんこんにちは。さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。

写真を撮り始めてまだ半年ちょっとの初心者です。休みの日は花の写真を撮って喜んでいます。

花を見ていると心が安らぎます。日々の喧騒を忘れて花の写真を撮ることに集中してると、ココロがきれいに洗われるような気がします。

花の写真は奥が深いです。花の写真を撮るのはぼくのような初心者だけかと思っていたら、ものすごい機材の玄人っぽい方も無心に花の写真を撮っていたりします。

撮影対象としての「花」は、初心者も玄人も魅了するだけの素晴らしさを持っているのでしょう。

そんなぼくも「花」に魅了されたひとりですが、撮り続けているうちに難しさを感じてきました。

こちらの記事でも少し書いたのですが、

自宅近くから山の方へ向かっていく林道がある。その林道は和歌山県との境にある山へ続いていると言われているが、Google Mapを見た...

花の写真は撮れば撮るほど難しい。写真を撮って挫折感を味わうこともしばしばあります。

カメラパパ
1枚も思う通りに撮れてなかった_(:3」∠)_

そんなことも多々あります。でも、幾度もチャレンジして自分なりに試してきたことで、なんとなく「こうすれば、どうなる」ということも分かってきたように思います。

今回の記事は、将来の自分に向かって「あの時はこんなこと考えたり悩んでたりしていたのか」と振り返るための記事にしたいと思います。



ぼくが花の写真を撮るときに工夫している3つのこと

コスモスCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO100) at 14:20 on 2017/09/24

ぼくの写真は基本的に「JPEG撮って出し」です。「JPEG」形式でメモリカードに保存しています。「RAW」という画像形式で写真を保存すれば、あとから「現像」という処理を経て、好みの明るさや色合いにすることが可能です。

昔の「フィルムカメラ」と同じですね。昔は今のように「デジタルカメラ」はありませんでしたから、撮った写真はフィルムに焼き付けられ、写真屋さんに持って行って「現像」してもらい、プリントしてもらっていました。

それと同じように、デジタルカメラでもソフトウエアを使って「現像」処理を施すことができるのですが、ぼくはまだ手を出していません。

理由の一つとしては、カメラのこと写真のことを深く理解して知るためには、どのような条件でどのような設定で撮ればどのように写るのか?ということを知る必要があると思っているからです。

まろ
と書くとなんだか偉そうですが、もっとも重要な理由は「面倒くさい」からです。

だって、ブログの記事にしたりInstagramに投稿するために、何百枚も撮った写真の中から写りの良いものを選び、さらにその中から厳選しているんですよ?

その作業だけでくたびれちゃって、「現像」まで手が回らないんです。

あとから「現像」をしないということは、撮影の段階からベストの状態で撮らなくてはならないといけない、ということです。

「ピント合わせ」は現像する・しないに関わらず大切なポイントですが、基本的にトリミングもしないので、撮影のときに「構図」も決める必要が出てきます。

そんなぼくがこれまで花の写真を撮る中でなんとなく見えてきた「工夫している3つのこと」についてまとめてみます。

レンズの選択

撮る花の種類や大きさによってレンズを変えています。

花の写真を撮るときに使っているのは次のレンズです。(てか、これしかまだ持ってない)

この3本のレンズを使い分けて、花の写真を撮っています。

望遠レンズ

EOS Kiss Digital N + Canon 望遠ズームレンズ EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S55-250ISSTM
望遠レンズは、比較的遠いところにある花を撮るときに使っています。まさに「望遠」ですから。

花の文化園のスイレンCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO100) at 08:22 on 2017/07/15

ただ、遠いところだけではなく、近くにある花をあえて「望遠レンズ」で撮ることもあります。「望遠レンズ」には「圧縮効果」といって、遠くにあるものを近くに引き寄せるように撮影できるというメリットがあります。

白鷺公園のハナショウブCanon EOS Kiss X7 (113mm, f/5, 1/1250 sec, ISO100) at 11:03 on 2017/05/28

こちらのハナショウブは、手前と真ん中と奥に咲いていて、真ん中にピントを合わせています。

コスモスを撮りにいったのですが、まだ時期が少し早くて、残念ながらまだまばら感じでした。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO100) at 14:01 on 2017/09/24

そこで、遠くにあるコスモスもフレームの中に入れて、あたかも近くにあるように写すことで、ボリューム感が出るわけです。

50mm単焦点レンズ

EF50mm F1.8 STM

比較的大きめの花を撮るときに使っています。バラくらいの大きさの花を撮るときには最適なレンズではないかと思います。

中之島公園のバラCanon EOS Kiss X7 (50mm, f/1.8, 1/80 sec, ISO400) at 19:20 on 2017/05/12

EF50mmというレンズは明るいレンズで、絞りをいちばん開けたとき(開放)のF値が1.8という明るさです。F値を小さくすれば小さくするほど、ピントが合っている「奥行き」が狭くなります。F値を小さくして撮影するとどうなるかというと、うまく「ボケて」くれるんです。

夕方の中之島バラ園Canon EOS Kiss X7 (50mm, f/1.8, 1/320 sec, ISO400) at 18:50 on 2017/05/26

「花」という被写体は立体感があります。一つの花の中でも「ピントが合っているところ」と「ピントが合っていないところ」ができます。その「ピントが合っていないところ」がうまい「ボケ感」をかもし出して、逆に「立体感」が際立った写真になります。

60mmマクロレンズ

Canon EF-S60mm F2.8 マクロ USM

指先ほどの小さな花を撮るときに使っています。

カタバミCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/3.2, 1/160 sec, ISO100) at 11:01 on 2017/09/09

また、大きな花でもどこか一部分をクローズアップして撮りたいときに使っています。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO100) at 14:11 on 2017/09/24

小さな花が好きなのですが、どうしても50mmの単焦点レンズでは撮りきれない場面がたくさん出てきました。それで近接撮影にも力を発揮するマクロレンズを購入したのですが、目の前にある花を撮るときにはこれ1本でも済ませそうな感じです。

キツネノマゴCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/5, 1/125 sec, ISO400) at 09:58 on 2017/08/05

60mmマクロレンズのF2.8というF値は50mmの単焦点レンズよりも暗いのですが、F2.8でもうまくボケてくれます。

最近は、50mmの単焦点レンズよりも使用頻度が高いです。

ピントの合わせ方

人の顔の写真を撮るときには、「目」にピントを合わせるといいそうです。なぜなら、人の顔を見るときは、まず「目」を見るからなんだそうです。顔全体になんとなくピントが合っていても、目にピントが合っていなければ、全体的にボケた印象になってしまうとか。

花も同じで、全体的にピントが合っていても、「蕊(しべ)」の部分にピントが合っていなければ、全体的にボケた印象になってしまいます。

オキザリスCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO200) at 11:05 on 2017/09/23

手前の花びらにピントを合わせてみたのですが、なんとなく全体がボケた感じがしますね。

花の写真を撮るときは、できるだけ「蕊」の部分にピントを合わせて撮るようにしています。

オキザリスCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO200) at 11:05 on 2017/09/23

人間の目に相当するのが、花にとっては「蕊」の部分なのかもしれません。ふんわりボケてはいるんですが、ピリッとした印象を受けませんか?

角度的に「蕊」が見えないときは、花びらの前の方にピントを合わせているかな?花びらの後ろに合わせるよりもピリッとした印象を受けます。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO100) at 13:57 on 2017/09/24

この辺は好みの問題かもしれませんけど。

ピントの合わせ方・番外編

「花」はじっとしているものだと思っていました。だって、植物ですから。でも、植物であるはずの「花」は、じっとしているとは限らないんです。

風に吹かれて、こっちへゆらゆら、あっちへゆらゆら。

カメラパパ
走り回って逃げる小さい子どもかよ!

ってくらい、じっとしていないことがあります。

じっと風が止むのを待つしかないのですが、なかなか風が止まないときは待ってられません。

そんなときは、とっておきの方法、「置きピン」をやってみます。

カメラのフォーカスモードを「AF(オートフォーカス)」から「MF(マニュアルフォーカス)」に切り替えます。じっと揺れる花を観察しながら、揺れているときに必ず通りそうなポイントを見つけます。そのポイントにマニュアルでピントを合わせておき、シャッターボタンを半押しにして待ちます。その間、カラダは「動かざること山の如し」じっと耐えて待ちます。

ファインダーを覗きながらピントが合ったその瞬間!シャッターを押します。一度で決めようと思ってもムリです。何度もそれを繰り返して、納得いくまで繰り返します。

ミズヒキCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO3200) at 10:01 on 2017/08/27

これ、ちょっと失敗。

ミズヒキCanon EOS Kiss X7 (60mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO3200) at 10:01 on 2017/08/27

こちらは、まあまあ、かな?

花の写真を撮るには、カラダを動かさずにじっとしている忍耐力と、変な格好でじっとしていられるだけの筋力も必要だな、そう感じる今日このごろです。

構図

正直なところ、マクロレンズで小さな花を撮っているときは、ピント合わせに必死で構図まで気を配ってられません。構図よりもピント重視です。

望遠レンズや50mmの単焦点レンズで撮影するときは、マクロレンズほどピントに気を配ることも少ないので、色々と構図を工夫します。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO400) at 14:37 on 2017/09/24

しゃがんでコスモスの花と同じ高さくらいの目線で撮りました。コスモス畑の向こう側で写生をしていた母娘がフレームに入っていたのを一緒にパシャリ。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO400) at 14:38 on 2017/09/24

同じコスモスを、今度は立膝で少し上の方から。コスモス畑の中に埋もれるようにパシャリ。

同じ花を撮っても、角度や背景が変わるだけで印象が変わりますね。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO400) at 14:39 on 2017/09/24

ピンク色のコスモスの中に、濃いピンク色のコスモスを発見!フレームの真ん中に置いて、パシャリ。

コスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO400) at 14:40 on 2017/09/24

今度は、濃いピンク色のコスモスにピントを合わせ、シャッターボタンを半押しにしながらフレームの右下になるようにカメラの角度を変えて、パシャリ。

オートフォーカスモードでシャッターを半押しにしてピントが合った状態のままカメラの角度を変えると、同じ距離にピントが合ったままフレームを移動させることができます。

長居植物園のハスCanon EOS Kiss X7 (200mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100) at 08:07 on 2017/07/09

マクロレンズで小さい花を撮っているときはピントが微妙なので難しいですが、望遠レンズや50mmの単焦点レンズで撮っているときは、シャッター半押しでフレームをずらしまくっています。

構図にも影響する「光の写し方」

背景に「キラキラするもの」があると、思わぬ効果を醸し出すことがあります。

靭公園のバラCanon EOS Kiss X7 (50mm, f/4, 1/2000 sec, ISO100) at 14:32 on 2017/06/02

大阪市内の靭公園で。噴水から小川が流れ出ていて、太陽の光が当たってキラキラしていました。うまく「キラキラ」がボケて、いわゆる「玉ボケ」になってくれました。

庭の「マダツボミ」Canon EOS Kiss X7 (50mm, f/1.8, 1/80 sec, ISO100) at 06:04 on 2017/07/21

朝日が木漏れ日となって、ユリの背景で「キラキラ」していたので、パシャリ。木漏れ日が「玉ボケ」になってくれました。

中之島公園のバラCanon EOS Kiss X7 (50mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO800) at 19:02 on 2017/05/12

夕暮れの中之島公園。バラの後ろにいろいろな明かりが見えたので、一緒にパシャリ。少し薄暗いこともあって、幻想的な「玉ボケ」になってくれました。

面白いでしょ?

花をしっかりと観察することがキモです

同じ「花」であっても、場所や時間が違えば、見え方も違ってきます。どの角度から撮ればきれいかよく観察すれば、自ずと「どのレンズを使おうか?」「どこにピントを合わせようか?」「どんな構図にしようか?」っていうのも見えてきます。

構図についてですが、ぼくは写真を習ったわけではないので、「三分割法」や「日の丸構図」などといった言葉は聞いたことがあっても、何が良くて何がダメなのか知りません。

知らない分、自分で自由に撮影することができると思うんです。色々試すことができると思うんです。色々やってみた結果、気持ちのいい写真が取れればいいかな?と感じています。

最後に、ぼくが使っているレンズの紹介だけ。

それではみなさん、楽しいカメラライフをヽ(´ー`)

「週末写真愛好家」兼「週末Web随筆家」。

ちっちゃい花を撮ることがめっちゃ大好き。愛機はCanon EOS Kiss X7。50mm単焦点レンズと60mmマクロレンズで小さな花を撮ることに喜びを感じています。
職業はWEBのシステム屋。「まろ」と呼んでいただけるとうれしいです。

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