みなさんこんにちは。さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。
悩んで悩んで悩み抜いた結果、2017年12月に購入したTAMRON 大口径超広角ズームレンズ SP 15-30mm F2.8 Di VC USDを売って、同じTAMRONの単焦点レンズ SP 35mm F1.8 Di VC USDに買い換えました。
買い換えようと思った経緯はこちらの記事をご覧いただければ。

要は、
- 重たくてちょっと取り回しが悪かった。
- 広角側が難しくて(ぼくの腕では)使えなかった。
- 望遠側(30mm)しか使わないんだったら、30mmくらいの単焦点レンズでいいんじゃない?
ということなんです。
SP 15-30mm F2.8 Di VC USDを売るか売らないかめちゃくちゃ悩んだんです。
先日、京都へフォトウォークへ行ったときに、

一緒に参加したみなさんにも使ってもらってみたんです。
という意見もありましたが、
広角レンズで一面の菜の花畑みたいな写真も撮ってみたいとは思っていました。でも、

そう考えて、SP 15-30mm F2.8 Di VC USDは売ることにして、TAMRONの単焦点レンズ、SP 35mm F1.8 Di VC USDを買うことに決めたです。
SP 15-30mm F2.8 Di VC USDをフォトウォークの翌日にカメラのキタムラで売却しました。その帰りの電車の中でSP 35mm F1.8 Di VC USDをヨドバシ.comで購入しました。売却した金額と購入費用は、ほぼ「トントン」w
購入した翌日に届いたので、早速レビュー記事を書いてみますね。
箱を開けてみました
箱です。
カメラに取りつけてみました。かちょいい〜!
花形のフードが付属しています。Canonの純正のフードく比べると、かなり薄いです。薄いですがしっかりています。強くぶつけたり、強く圧迫しない限り割れたりすることはないでしょう。
フードを外すとこんな感じです。どのレンズを使うときも撮影のときはいつもフードを付けています。寄って撮ることが多いので、対象物によくぶつかるからです。
ケンコーの保護フィルタを取り付けています。フィルタはφ67mmです。でかいです。
AF(オートフォーカス)→MF(マニュアルフォーカス)の切り替えと、VC(手ブレ補正機構)のON/OFF切り替えスイッチはこちらについています。大きめのスイッチで切り替えやすいです。
距離目盛のインジケータが付いています。ぼくはあまり見ることはありませんけど。まだ保護フィルムがついたままです。
切り替えスイッチの反対側には「SP」のエンブレム。上質感があります。
身体測定
いつもよく使っているCanonのEF50mm F1.8 STMとSP 35mm F1.8 Di VC USDをカタログスペックで比較してみるとこんな感じです。
長さ | 太さ | 重さ | 最短撮影距離 | |
---|---|---|---|---|
EF50mm | 39.3mm | 69.2mm | 160g | 0.35m |
SP 35mm | 80.8mm | 80.4mm | 480g | 0.2m |
実際に写真で見てみましょうか?
長さと太さ
長さがEF50mm F1.8 STMの倍くらい、太さ(直径)が1cmほど太いです。レンズを下からがっちり握れるので、手ブレすることも少ないでしょう。もっとも、手ブレ補正機構「VC」がよく効きますが。
重さ
EF50mm F1.8 STMの約3倍。持つと重たさを感じます。EF50mmが軽すぎるのかもしれませんけど。
EF-S60mm F2.8 マクロ USMが335gなので、それよりも150gほど重たいわけです。150gの差はさほど気にならないかな?
最短撮影距離
EF50mm F1.8 STMで撮るとき。
これでも結構寄れると思ってたのですが、
SP 35mm F1.8 Di VC USDで撮るとき。
比べてみると唖然!
めちゃくちゃ寄れるじゃないですか!
とりあえず、撮ってみよう
お昼頃には自宅に届いていたのですが、平日はなにぶん仕事なもので。レンズを手にしたのは仕事から自宅に帰った夜。
外に撮りに行くわけにもいかず、とりあえず、家にあるものを撮ってみました。
非結球のキャベツの芯を焼きプリンの器で水栽培したものw
マクロレンズ並みというわけにはいかないですが、かなり近くまで寄れますね。
ISO100という感度、しかも、あまり明るくない室内で撮ったため、シャッタースピードは1/30秒。シャッタースピードを速くできないのにブレていないのは「手ブレ補正機構『VC』」によるものなのかと。
手ブレ補正機能がついていないEF50mm F1.8 STMで撮ると、多分ぶれますね。
新しいレンズでレンズを撮ってみる。
こっちはさらにシャッタースピードが遅く、なんと!1/8秒。ほとんどブレていないのはすごいと思いません?
出勤前に桜を撮ってみました
カメラが届いた翌日。
いつもより早い電車に乗って、会社の近くの桜を撮ってみました。満開を過ぎてかなり散ってしまっていますが、まだまだ花が残っていました。よかった。
AFモードで撮っていますが、ピントが合うのがめちゃくちゃ速いし、動作音もめちゃくちゃ静かです。
画角はEF50mm F1.8 STMを使っているときよりも広く感じます。ま、当然なのですが。ひとまわりくらい広いです。
先程の場所から少し前に近寄って撮ってみます。
広くも撮れるし、寄って近くでも撮れるし、これ1本でいろんな構図で撮れそうです。
前ボケも入れてみました。ボケ方はとても自然だと思います。
EF50mm F1.8 STMのボケ方が少し「わざとらしい」と感じる事があるんですよね。ボケている花の輪郭が不自然に歪んでいるというか、光っているというか、そんな風に感じることがあるんです。
SP 35mm F1.8 Di VC USDのボケ方は全くそんなことがなく、とても自然に感じます。
1/3段絞ってf/2.0にしてみました。少し絞ったくらいが「ピリッと」するような気がするのは、まさに「気のせい」でしょうか?
ぼかすのが大好きなもんで、きれいにボケるのはうれしいです。
お昼休みに桃の花を撮ってみました
桜じゃなくて桃の花だそうです。
1本の木に、白の花と、
ピンクの花。
源氏の旗が「白」で、平家の旗が「赤」だったことから、「源平桃」と呼ばれているらしいです。
寄ってみたり、
少し離れてみたり、
更に離れてみたり。
いろんな構図が楽しめますね。
ああ、いい。めっちゃいい。
480gの重さはさほど感じず、取り回しもいいです。
ストレスなく撮れるというのは、めっちゃいいですよ。
めっちゃいいレンズだと思います!
EF50mm F1.8 STMよりも広く撮れて、スーッっと寄れる。しかもf/1.8ととても明るいレンズ。様々なシーンをこれ1本で撮れるような気がします。
EF50mm F1.8 STMもとてもいいレンズです。安くて軽くて使いやすい。初心者がキットレンズから卒業して最初に購入する交換レンズとして最適なレンズです。
SP 35mm F1.8 Di VC USDは、ぼくのように写真を始めて1年あまり、そろそろ「初心者」から抜け出したい、そういう人が使うレンズなのかも?
手にしてから数日。まだ十分に使っていないし使いこなせてないですけど、そんな印象を受けました。
買い替えてよかった〜と思える写真をたくさん撮りたいです。週末が楽しみ。
ということで、今日はこの辺で。
ほなまたね。
さいなら〜ヽ(´ー`)