写真の真ん中に大きく白い筋状の輪が写っていてかなり焦った話(周辺減光と周辺光量補正)

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みなさんこんにちは。さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。

コスモスの写真を撮りに行ってきました。

和泉リサイクル環境公園で満開のコスモスを撮って満足してきました

いい天気でしたし、かわいいコスモスが満開でたくさん写真も撮ったし、満足して帰宅しました。

いつものように、カメラからSDカードを抜き取って、ファイルをMacBookに取り込みます。JPEG形式の写真をプレビューで見たところ、

まろ
なんじゃこれ〜?写真の真ん中に輪っかが見える〜!( ´△`)

ちょっとこちらの写真を見ていただけますか?

白い筋状の輪が写ってしまった写真Canon EOS Kiss X7 (35mm, f/2.5, 1/500 sec, ISO100) at 11:58 on 2018/10/13

真ん中に大きく「白い筋状の輪っか」が見えませんか?こちらの写真にも同じように写っています。

白い筋状の輪が写ってしまった写真Canon EOS Kiss X7 (35mm, f/2.5, 1/320 sec, ISO100) at 12:19 on 2018/10/13

少しぼやけていますが、白い筋状の輪っかが見えますよね?

カメラパパ
なんかメルヘンチックでええやん。妖精が降りてきたんとちゃうか?
まろ
そういうことじゃなくてさ( ´△`)

なぜこんなことになってしまったのでしょうか?

写真の真ん中に「白い筋状の輪」ができた原因を調べてみた

撮ってきたJPEG形式の写真をひとつひとつプレビューで見ていくと、すべての写真で「白い筋状の輪」が入っているわけではありませんでした。macOSではプレビュー画面で「⌘+i」キーを同時に押すと「Exif情報」を確認することができます。

Exif情報とは、撮影時のカメラやレンズの機種名、絞りや露出、シャッタースピードの値、焦点距離などがわかるように、JPEG形式などのファイルに書き込まれた情報のことです。

Exif情報

白い筋状の輪が写っている写真は、すべてTAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USDを使って撮影したものばかりでした。

レンズを掃除してみた

レンズにゴミが着いていたり、手の脂が着いていたりして、光が乱反射して写り込んでしまった?
と思って、レンズを覗き込んでみたのですが、ゴミも脂も着いていませんでした。

念の為、レンズペンで拭いてみましたが、やはり、白い筋状の輪が写り込んでしまいます。レンズ前面だけではなく、後玉(カメラ側の部分)も拭いてみましたが、それでもダメでした。

センサーが汚れている?

もしかしたらセンサーが汚れているのかも?と思って、ミラーを開けてセンサーを覗き込んでみました。見た目に、特に汚れている様子はありませんでした。

そもそも、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMで撮影したJPEG形式の写真には「白い筋状の輪」は写っていません。

和泉リサイクル環境公園のコスモスCanon EOS Kiss X7 (250mm, f/9, 1/200 sec, ISO100) at 11:40 on 2018/10/13

上の写真はEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMで撮影した写真ですが、白い筋状の輪は写っていませんでしょ?
なので、センサーの汚れは考えにくいです。

センサーを汚したり傷つけてしまっては元も子もないので、そっとミラーを閉じました。

ミラーを開けるときは、手でこじ開けるのではなく、カメラのMENUから操作してくださいね。

周辺減光?

まろ
レンズ壊してしもうたんやろか〜( ´△`)
カメラパパ
日頃の行いが悪いからやな

レンズを拭いてみてもダメだし、センサーも汚れていない。他のレンズに替えてみても白い筋状の輪は写らない。
これはもしかして、レンズを壊してしまった?!

レンズを落とした記憶もないし、どこかへぶつけた記憶もありません。

カメラパパ
レンズ振ったら、カラカラいうんとちゃうん?

いやいや、そんなことはありません。勝手にレンズが壊れるはずもなく、なにか理由があるはずです。

「写真 輪ができる」などのキーワードでぐぐってみると、「周辺減光」という言葉に行き当たりました。

レンズを通った光が結像面に当たったときには、光軸の中心が最も明るく、中心から離れるに従って暗くなる。これを周辺光量低下、または周辺光量不足、あるいは周辺減光という。
参考ウィキペディア・周辺光量

カメラとレンズの組み合わせ、その時の周辺の明るさやレンズの設定によって、写真の四隅が暗く写ることがあるそうです。

しかし、写真を再度良く見てみると、

輪っかが写ってしまった写真Canon EOS Kiss X7 (35mm, f/2.5, 1/320 sec, ISO100) at 12:19 on 2018/10/13

どっちかというと、写真の四隅が明るくて、白い筋状の輪の内側が暗いような印象を受けます。「周辺減光」とはちょっと違うように思います。

カメラの設定を確認してみる

もしかして、カメラの設定をいじってしまったせいで「白い筋状の輪」が写るようになってしまったのかも?と考え、普段よく触っているカメラの設定箇所を確認してみました。

カメラの設定を確認してみる

いつも設定を変えるのは、カメラ背面の液晶画面に表示される項目。こちらの項目の設定を順に変えてみたところ、F値を上げていく(絞っていく)と、「白い筋状の輪」が消えることに気がつきました。

左側が「f/1.8」のとき、右側が「f/4.0」のときです。

よく見てみると、白い筋状の輪の外側にも、黒くて細い輪が見えますね。

そういえば、

「周辺減光」は絞ることで解消できる

ってどこかのサイトに書いてありました。

「白い筋状の輪」が絞ることで消えるなら、もしかして、レンズが「周辺減光」を起こしていて、カメラが「周辺減光」を補正することでおかしなことになってしまっているのかも?

と考えて、「周辺減光」を「補正」している箇所がないか探してみました。

結論:周辺光量補正、でした

あれこれとMENUの中を探してみると、「レンズ光学補正」という設定がありました。その中に、「周辺光量補正」という項目があります。

レンズ光学補正→周辺光量補正

「周辺光量補正」を「する」から「しない」に変更して撮影してみました。

左が「周辺光量補正:する」、右が「周辺光量補正:しない」です。

「周辺光量補正」を「しない」することで、「白い筋状の輪」が消えました。

まろ
よかった、よかった

今ひとつ「理屈」がよく分かっていないところがあるのですが、次のようなことかと思います。

JPEG形式で保存を行うときに、カメラが気を利かせて「周辺光量補正」することによって、余計な補正が入ってしまった可能性があるのではないでしょうか?

ちなみに、写真データのファイルの保存形式には、「RAW形式」と「JPEG形式」があります。

  • RAW形式→センサーに入った光の情報をそのままファイルに書き込む形式
    →あとから「現像」という処理を行うことで、自分で写真を補正することができる
  • JPEG形式→センサーで受けた光の情報に、カメラが様々な補正を加えて、圧縮してファイルに書き込む形式
    →JPEGはすでにカメラ側で「現像」処理が行われていて、さらに「不可逆圧縮」という方法で圧縮されているため、RAW形式のように後からきれいに補正することが難しい

「白い筋状の輪」が出たレンズは、キャノン純正品ではなく、TAMRONというメーカーのレンズです。「レンズ光学補正」のところには

TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD
F012
補正データあり

と表示されていますが、実際はうまく補正されていないのではないかと思います。

ちなみに、JPEG形式で「白い筋状の輪」が入っていた写真のRAWデータを「Luminar(ルミナール)」というソフトウエアで現像すると、「白い筋状の輪」は写っていません。

左側が「JPEG」の無加工の写真、右側が「RAW」形式の写真をLuminarで現像した写真です。RAW形式の写真には「白い筋状の輪」が写っていないのがお分かりいただけますよね。

「補正」されていないRAWデータには、そもそも「白い筋状の輪」は入っていない、ということなんでしょう。

いつもはJPEG形式だけで保存しているのですが、先日「Luminar」を購入したので「現像」してみたいと思い、たまたま、RAW形式でも写真を保存していたことで写真を補正することができました。

JPEG形式でしか保存していなかったとしたら、TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USDで撮った写真は全部おじゃん、ということになっていたかもしれません。

今後はRAW形式でも写真データを保存しておくようにして、写りがおかしいと思ったときは、Luminarで補正しようと思います。

カメラパパ
RAW形式は圧縮されてへんからファイル容量食うねんけどな
まろ
32GBじゃSDカードの容量足りへんかも〜( ´△`)

というわけで今日はこの辺で。みなさん楽しいカメラライフを。
ほなまたね。
さいなら〜ヽ(´ー`)

いわゆる「画像直リンク」、画像の複製は固くお断りいたします。
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