VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

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Webアプリケーションのテスト環境を構築するために、VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築します。とりあえず、今回はCentOS 7をインストールするまで。

準備するもの

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築するにあたって、必要なものです。

  • ホストのパソコン
  • VirtualBox
  • CentOS 7のインストール用ISOイメージ

ホストのパソコン

ホストのパソコンは、WindowsでもmacOSでもOKです。今回はmacOS(MacBook Retina, 12-inch, 2017)を使っています。

MacBook (Retina, 12-inch, 2017)

VirtualBox

VirtualBoxは下記のURLからダウンロードできます。パソコンのOSに合わせたものをダウンロードしてインストールしてください。

Downloads – Oracle VM VirtualBox

CentOS 7のインストール用ISOイメージ

CentOS 7のインストール用ISOイメージは下記のURLからダウンロードできます。

Download CentOS

「DVD ISO」の方をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

リストの中の任意のリンクをクリックしてISOイメージをダウンロードします。どのリンクをクリックしても同じものがダウンロードできます。ネットワーク的に一番近いところがダウンロードの速度は速いと思われますが、「ftp.iij.ad.jp」が比較的速いような気がします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

ISOイメージをパソコンの任意の場所にダウンロードします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

VirtualBoxにCentOS 7をインストールする

VirtualBoxに新規仮想マシンを登録する

CentOSのISOイメージがダウンロードできたら、VirtualBoxを起動します。

「新規(N)」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

仮想マシンの「名前」は、テスト環境の名前に応じて好きなものを入力すればいいと思います。「CentOS 7」としてみました。
「タイプ」は「Linux」に、「バージョン」は「RedHat(64bit)」にします。

名前に「CentOS」と入れると、自動的に「タイプ」が「Linux」に、「バージョン」が「RedHat(64bit)」になります。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「メモリーサイズ」はデフォルトの1024MBでは少ないかも?ということで、2048MBにしてみました。ホスト側のOSのメモリ量に合わせて設定すればいいと思います。あとから設定の変更が可能です。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「仮想ハードディスクを作成する」を選択します。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ハードディスクのファイルタイプ」は、デフォルトの「VDI」で問題ありません。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ストレージ」は「可変サイズ」にしておけばあとからサイズの変更は可能ですが、「固定サイズ」の方が速度は速くなります。ディスク容量が足りなくなったときは、別に仮想ハードディスクを作成してマウントすればいいかと思いますので、今回は「固定サイズ」にしました。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ファイルの場所」は、特に問題がなければそのままでいいです。(デフォルトの場所になります)

Windowsで「Cドライブの空き容量が少ないのでDドライブに仮想ハードディスクを作成したい」なんていうときには、フォルダのアイコンをクリックしたら別のパスを選ぶことができます。

「ファイルのサイズ」はデフォルトの「8GB」のままにしました。テストの環境によって、例えば、MySQLのデータを大量に入れなければならない、なんていうときには大きめのサイズにすればいいかと思います。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

以上で新規仮想マシンの登録は終わりです。

VirtualBoxにCenntOS 7をインストールする

新規追加した仮想マシンを選択して「起動(T)」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

起動ドライブがまだないので、下記のダイアログが表示されます。フォルダのアイコンをクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

ダウンロードした「CentOS 7のISOイメージ」を選択します。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「起動」ボタンをクリックすると、CentOS 7のインストーラーが立ち上がります。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

メニューから「Install CentOS 7」を選択します。

VirtualBox内の画面をクリックすると、キーボードの上下キーで選択することができます。Enterキーで選択できます。

マウスカーソルがVirtualBox内に奪われてしまいます。取り戻したいときは、macOSの場合は「左の⌘キー」を、Windowsの場合は「右のAltキー」を押します。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「日本語」を選択します。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「インストール先」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ローカルの標準ディスク」にVirtualBox側で作成した仮想ディスクの容量すべてが指定されていることを確認します。

「パーティション構成」は「自動構成」で問題ありません。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ソフトウエアの選択」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

今回の目的は「Webアプリケーションのテスト環境を構築するため」なので、最小構成であとから必要なものをインストールしてもいいのですが、GUIの環境があったほうが何かと便利なので、「サーバー(GUI使用)」を選択しました。

「選択した環境のアドオン」には「開発ツール」「システム管理ツール」を選択しました。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

インストールするパッケージの依存関係を調べているのでしょう。しばらくこの画面が表示されています。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「インストールの開始」ボタンをクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

インストール中にrootのパスワードの設定とユーザーの追加をします。「rootパスワード」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

rootのパスワードを設定します。本番環境ではなく、ローカルの閉鎖された環境なので、覚えやすいものでいいと思います。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ユーザーの作成」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

普段使用するユーザーを登録します。「このユーザーを管理者にする」にチェックを入れておくと、suコマンドでrootになれたり、sudoコマンドが使えるようになります。もちろんあとから設定することもできます。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

選択した環境やアドオンによって異なりますが、インストールが完了するまでしばらく時間がかかります。その間、コーヒーでも飲んでリラックスしていましょう。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

インストールが完了したら「再起動」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

インストール後の設定

インストールが完了して再起動すると下記の画面が表示されます。

「LICENSE INFORMATION」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ライセンス契約に同意します」にチェックを入れます。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ネットワークとホスト名」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ホスト名」はデフォルトのままで問題ないです。あとからyumでパッケージをインストール/アップデートする必要があるので、ネットワークを「オン」にしておきます。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「設定の完了」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

先ほど作成したユーザーでログインします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「日本語」が選択されていることを確認します。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「日本語入力」はお好みのものを。デフォルトの「日本語」で問題ありません。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「位置サービス」は必要ないので「オフ」に。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「オンラインアカウントへの接続」も必要ないのでスキップします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「CentOS Linuxを使い始める」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

以上で設定は完了です。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

追加でしておくと便利な設定

以上ですぐにCentOS 7を使い始めることができるのですが、下記の設定をしておくと便利です。

起動時にネットワークに接続するようにする

デフォルトでは、自動的にネットワークに接続してくれません。

画面右上のアイコンを右クリックして(macOSでは、2本指でトラックバッドをタップ)、ツールのアイコンをクリックします。
もしくは、メニューの「アプリケーション」→「システムツール」→「設定」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「ネットワーク」を選択し、「歯車」アイコンをクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

「自動接続する」にチェックを入れます。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

画面ロックしないようにする

開発中、テスト中に画面がロックされてしまっては不便です。画面がロックしないように設定します。

「プライバシー」→「画面ロック」で、「自動画面ロック」を「オフ」にします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

ついでに、画面がブランクスクリーン(省電力のために画面を黒くすること)もオフにしておきます。

「電源管理」→「省電力」→「ブランクスクリーン」を「しない」にします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

VirtualBox Guest Additionsをインストールする

「VirtualBox Guest Additions」をインストールしておくと、画面の解像度をドラッグして変更したり、クリップボードの共有などができるので何かと便利です。

まずは、「ターミナル」を起動して、yum updateして、パッケージ類を最新の状態にしておきます。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

yum updateが終わったら、CentOSを再起動します。

再起動したら、VirtualBoxのメニュー(CentOSのメニューではない)の「デバイス」→「Guest Additions CDイメージの挿入」をクリックします。

ダイアログが表示されたら、「実行する」をクリックします。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

root権限がないと実行できないので、認証を求められます。パスワードを入力して認証します。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

このあと、ターミナルが立ち上がって「VirtualBox Guest Additions」がインストールが始まります。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

Press Return to close window…

と表示されたら「VirtualBox Guest Additions」のインストールは完了です。念のため、再起動しておくといいでしょう。

VirtualBoxにCentOS 7の環境を構築する

Google Chromeをインストールする

仮想環境にGoogle Chromeをインストールしておくと、何かと便利です。いつも使っているパソコンのChromeとブックマークの同期もできます。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

CentOS 7にGoogle Chromeをインストールする方法
Google Chromeは、Windows版、Mac版はもちろん、Linux版もあります。 CentOS版としては公開されていませんが、
いわゆる「画像直リンク」、画像の複製は固くお断りいたします。
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