バレンタインの苦い思い出 #LoveinFeb2016

女の子

2月14日、バレンタインデーですね。すっかり縁のなくなった、さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。

もう、かれこれ40年ほど前の出来事です。まだ、ぼくが少年の頃、ちょうど、アイコンの野球少年と同じ歳のころ、起こった出来事です。

確か、小学校3年生か4年生のときだったと記憶しています。

お子ちゃまだったまろ少年は、その日が何月何日であるかも全く関心がなく、仮に、何月何日か知っていたとしても、なんの日か知る由もなく、いつも通り、昼休み、友だちと校庭を走り回っていました。

その頃の遊びは、仮面ライダー、ゴレンジャーのまねっこをすること。それぞれが好きなキャラクターになりきって戦う、というものでした。

ぼくは仮面ライダーが好きだったので、バイクに乗るまねをして、「変身!とぉぉぉ!」なんてやってたんだと思います。

今でも中身はお子ちゃまですが、その当時も、まるでお子ちゃまでした。

昼休みを終えるチャイムが鳴り、友だちとバタバタ戻ってきて、教室の入り口に女の子が二人いることに気がつきました。

その女の子たちとはその頃仲良くなって、放課後に公園で一緒に遊んだり、家に呼んでもらっておやつをいただいたり、というような感じになっていて、ぼくにとっては、男の子も女の子も関係なく、仲のいい友だちだったんだけど。

女の子は、幼くても、頭の中身は違うんだね。今から考えるとだけど、ぼくに対して幼い恋心を抱いていたんだと思います。

ぼくが教室に入ろうとすると、その女の子が、

「まろくん、これ」

と言って、可愛らしい包み紙で包んだ箱を渡そうとしたんです。

一瞬、ぼくは考えて、なんでその子はぼくに箱を渡そうとしているのかわからなかったし、友だちとバタバタ帰ってきた後なので、みんな見ていて、なんか恥ずかしかったし、「まろのやつ、女からなんかもらってる!」って、囃し立てられること必然だったから、

「いらない」

と、受け取らずに席に着いてしまったんです。

授業中、その女の子の方を見ると、泣いているし、付き添いの女の子は、ぼくの方を睨んでいるし。

なんか、悪いことをしたのかなぁ?

そのときのぼくには、そこまでしか思いを至らせることができなかったんだよね。

その出来事があってから、彼女たちからは無視され、一緒に遊ぶことはなくなってしまいました。

その後、ぼくは転校して、彼女たちとはそれっきりになりました。

その日が、バレンタインデーといって、女の子から男の子にチョコレートをプレゼントする日だということを、程なく知ることになりました。

小学校も高学年になってくると、そういう雰囲気の友だちが出てくるからね。

そのとき思ったのは、転校前にプレゼントをもらわなかった彼女のこと。もしかして、とんでもなく失礼なこと、かわいそうなことをしてしまったんではないかという後悔、ひどいことをしてしまったという罪悪感。

そのときのチョコレートは、付き添いの女の子と一緒に買いに行ったのかもしれない。女の子らしいかわいらしい子だったから、もしかすると、二人で作ってくれたのかもしれない。

ああ、ぼくはなんてひどいことをしてしまったんだろう?なぜあのとき、せめて素知らぬ振りをしてでも受け取らなかったのだろう?

40年近く経った今でも、2月14日という日は、ぼくの心を締め付け、苦しめる。

ごめんね。

「写真愛好家」兼「週末Web随筆家」。ちっちゃい花を撮ることがめっちゃ大好き。愛機はCanon EOS Kiss X7。50mm単焦点レンズと60mmマクロレンズで小さな花を撮ることに喜びを感じています。 職業はWEBのシステム屋。「まろ」と呼んでいただけるとうれしいです。
いわゆる「画像直リンク」、画像の複製は固くお断りいたします。
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