今日はいきなりアイコンで登場してみました。
以前、3つのお題でブログを書く「#ぶろぐのぶ」という「試み」をしていたことがあります。
そのメンバーに、のこさん(@nokokoro_r )が加わってくれたので、のこさんと既存メンバーのぺこさん(@harapekokazoku)さんとぼくの紹介を記事に書いたことがありました。
そのときに、「 Speech bubble (ふきだしプラグイン)」というのをインストールして使ってみました。
こんな風に、アイコンに吹き出しをつけることができるんです。
なんか、うれしくって、それ以来、多用してますw
のこさんとぺこさんの紹介を書いたときに改めて思ったのは、お二人のアイコンがとても個性的で印象的であるということ。
「のこ」「ぺこ」という、とてもわかりやすいお名前であることに加えて、アイコンを一目見るだけで、「のこさん」「ぺこさん」であることが判別できます。
Twitterのタイムラインを流し読みしていても、お二人のアイコンは目立つので、すぐに目が止まります。
お二人ともご自身のブログがあります。
のこさんのブログ

ぺこさんのブログ

ブログでも同じアイコンを使っていらっしゃいますので、「Twitterの人物=ブログの人物」ということもすぐに分かりますね。
このお二方に、アイコンをどうやって作ったのか、インタビューしてみました。
アイコンを作った方法
のこさんもぺこさんもとても文才があることは、彼女たちのブログの記事を読めばよくわかります。でも、画才があるかどうかは知りません。
ご自身のアイコンをご自身が書いたとはとても思えない(失礼!)ので、お二方のアイコンはどのようにして調達したのか、伺ってみました。
のこさんの場合
アイコンはneronaさんが書かれたアイコン作成ツールの紹介記事で知った「アバタージェネレーター」で作りました
なるほど、ブログ大先輩のneronaさん(@shokonoaruie)さんの記事を参考にして、Webサービスを利用して作ったわけですね。
そういえば、のこさんのアイコンとneronaさんのアイコンと、どことなく似ていますw
でも、
これが寒色や黄色だったらもっと違う印象になっていたと思うんですよねー。
話が逸れました(。-∀-)
いえ、全然逸れてないです!そのコメント、とてもナイスです!
少し手を加えるだけで印象が変わるわけですね。のこさんのアイコンに温かみを感じるのと、同じWebサービスで作っても他となんとなく違うのは、そういうところだったわけですね。
ぺこさんの場合
「ブログにおけるアイコンの重要性に関する一考察」という論文を書いているのですが、ぺこさんのアイコンは前田さんに書いていただいたんでしたっけ?
はい、そうですよー。
やっぱりそうだ。ぺこさんのブログの過去記事で読んだ記憶がかすかにありました。彼女のブログの過去記事を探し回ったら、ありました。これだ!

アートディレクターの前田高志さん(@DESIGN_MASU)に書いてもらったんですね。
前田高志さんのサイトはこちら

プロに書いてもらったんだから、クオリティ高いはずだわ。
去年(2016年)の7月に、ぺこさんに会う機会がありました。そのときにじろじろしげしげとぺこさんの顔を拝ませていただきました。
アイコン画像はイラストなのでデフォルメされていますが、ぺこさんの特徴をよく捉えられています。
お値段がいくらかかったのかは前田さんのサイトを調べろ、とのことだったのですが、金額云々というより、できないことはプロに任せる、ということもアリだな、と思ったわけです。
さかのうえのまろの場合
蛇足ながら、ぼくの場合です。
今の「まろろぐ」を始める前、So-netのブログサービスでブログをやってました。
そのときは確か「栗」のイラストのアイコンを使っていました。フリー素材で作った記憶があります。
なんで「栗」だったのかというと、ぼくの名前が「まろ」だけに、facebookの友だちから「マロン」と呼ばれていたからですw
さすがに「栗」だと没個性だし、顔出しするのははばかれるので、自分の顔をイラストにしようとしたのですが、あいにく画才がない_(:3」∠)_
そこで、ふじもなおさん(@atelier_monao)に描いていただきました。
http://atelier.monao.net/
写真を送ってイラストにしてもらうのですが、自分の顔に自信がないのでw、三男の写真を送りました。
10歳(小学校4年生)のときに少年野球の大会で優勝して、そのときに撮った集合写真から三男だけを切り取って引き伸ばした「ぼけぼけ」の写真を送ったんです。
「ぼけぼけ」の写真にもかかわらず、うまくイラストにしていただけました。
ユニフォームが青なので、全体的に青くなっています。
「青」という色は、
- 賢い、クレバーな
- 聡明な
- 清々しい
というプラスのイメージを持つ反面、
- 冷たい
- 冷徹な
というマイナスのイメージがあります。
でも、そこはさすがにプロですね。
肌の色の柔らかさと、三男がうれしそうに微笑んでいる様子をうまく表現していただいたおかげで、マイナスのイメージは払しょくされています。
「一回まで校正OK」とのことでしたが、一発でOKを出させていただきました。とてもお気に入りで、変えるつもりは全くありません。
一生ものの宝物です。
今のブログを始める前にTwitterのアイコンとして使い始めて、ブログのアイコンとしてもそのまま使っています。
ちなみに、ぼくの「実顔」を見たペコさんは、
って顔をしてました。
ま、ぼくの息子の顔なので、ぼくが子どもの頃の顔と思っていただければw
ブログもSNSも個性が大切
何事においても大切なことは「個性」。
かつての日本では「個性的であること」は集団で行動することには不要なので、「没個性」が大切とされてきました。
今の世の中は違います。
の世の中です。他と違うことをどんどんアピールしなければ生き残っていけません。
ブログも同じです。「他のブログとは違うんだよ!」ということを前面に出したいものです。
そこで、みなさん「ブログのカスタマイズ」に走るのですが、正直、ぼくはあまりお勧めしません。

必要最低限のカスタマイズはしてもいいと思います。自分でできる範囲のカスタマイズはしてもいいと思います。
でも、それ以上のカスタマイズって、必要でしょうか?
そこに時間をかけるべきでしょうか?
ブログの「特徴」はデザイン、もちろん、それも否定しません。
でも、「誰が書いているのか?」ということが一目でわかれば、それが「ブログの顔」になるのではないでしょうか?
「顔」は個性です。その人そのものです。
「顔」をもっと表面に出すことで、ブログも個性的になるのではないか?と考えます。
Webサービスを使って作ったアイコンは、どうしても同じようなアイコンになりがちです。
でも、のこさんのように一手間かけるだけで、他と区別できる素晴らしいアイコンになります。
プロに書いてもらっても、描いた人の「画風」ってあります。
って分かります。でも、その辺はプロの技ですから、提出した写真の特徴をうまくイラストに表現してくれていますね。
顔を売る、ということ
最近では、ブログとTwitter、facebookなどのSNSとリンクすることは当たり前ですので、ブログのアイコンとSNSのアイコンを同じものにするのは当然です。
ブログを書く人とSNSで発信する人が同一人物であることは、特別な事情でもない限り、表に出して明らかにした方がメリットは大きいです。
会社の営業職の方はお客さんに対して「顔を売ってなんぼのもん」ってよく言われていると思います。
会社の商品を売るために、まずは自分の顔をお客さんに覚えてもらう。
なんども足しげくお客さんのところに通うのは、自社の製品を売るためではあるのですが、お客さんにとってみれば「誰から買うのか」ということも重要なファクターになるのです。
ブログもSNSも同じだと思うのです。
内容はもちろん大切です。それとともに「誰が書いているのか、誰が発信しているのか」という「誰が」という部分も大切なのではないでしょうか?
特に、個人で書いてるブログはね。
Webサービスを使うもよし、プロに書いてもらうもよし。「実顔」出せる人はなお良しだけど、なかなか諸事情により「実顔」は出せませんものね。
個性的な顔を個性的なアイコンで表現すること。
個性はどんどん前に出すべきですね。
ブログのカスタマイズの手間は惜しんでも、ブログの「顔」であるアイコンには手間をかけるべき、そう考えています。