完全禁煙について考える。エアコンの温度は歩み寄りができるんだぜ?

みなさんこんにちは。さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。

たいていのお宅には、部屋の温度を調整するための「何か」がありますよね?

夏の暑い時はエアコンや扇風機を使います。窓を開けて涼しい空気を部屋に入れるというのもよろしいですな。

都会の真ん中に住んでると熱風が吹き込んで来ますが。大阪でも山間部の我が家は、夜になると結構涼しい風が部屋に入って来ます。

冬寒くなると、暖房を入れます。ガスや灯油のストーブやファンヒーター、エアコンや電気ストーブといった機械的な仕組みで部屋を暖める手段もありますが、いろり、暖炉、薪ストーブといった自然のものを燃やして暖をとるというのも風流ですな。

日本には四季があって、夏暑く冬寒いです。快適に過ごすには部屋の温度を調整するための仕組みが必要になってきます。

ここで問題になるのは、会社の事務所など、多くの人が集まる場所。

一言で「快適な温度」と言っても、「快適だ〜」と思う温度は人によって様々で、暑がりの人もいれば、寒がりの人もいます。

全ての人に対して「公平に」快適にするのはなかなか難しく、「夏は28℃、冬は18℃」と役所が音頭をとったところで、夏の28℃は結構暑いし、冬の18℃はなかなか寒いです。

そこで、エアコンの温度をめぐる争いに発展することもあるのですが、例えば、夏であれば扇風機を併用するとか、団扇でバダバタ扇ぐ、UNIQLOの速乾性のシャツを着るなどの対策が取れますし、冬であれば、膝掛けを使う、足元に小さなヒーターを置く、UNIQLOのヒートテックを着るなどして、暖かく過ごすこともできます。

我が家の中だけに限っても、嫁さんは冷え性で寒がり、ぼくは中年のおっさんで暑がりで、ふたり一緒に部屋にいる時は、なかなか温度調整が難しいです。

夏はキンキンに冷房を効かせると「寒い!」と嫁さんに叱られます。暑かったら服を脱げ!と言われるのですが、Tシャツにパンツ一丁になっても暑いので、そこはなんとか交渉して、嫁さんに一枚羽織ってもらうとかして工夫してもらいます。

冬は冬で、あまり暖房をカンカンに効かせるとのぼせてしまうので温度を下げたいのですが、あまり温度を下げると「寒い!」と嫁さんに叱られます。暑かったら服を脱げ!と言われるのですが、冬にTシャツ一枚というのもなかなかシュールな光景なので、嫁さんに一枚余分に羽織ってもらうとかして工夫してもらいます。

部屋の温度は、こうして侃侃諤諤な主義主張があっても、どこかに妥協点があって、歩み寄りができるものなのですな。



タバコの煙に歩み寄りはできるのか?

侃侃諤諤に主義主張があって、なかなか歩み寄りができないものに「タバコ」があります。

「タバコは百害あって一利なし」と申しますが、吸っている本人の健康が害されたとしても別に構わないと思うし、タバコの金額のうちの多くは税金で、税金を払い足りていない人が余計に税金を払ってくれてるんだ、奇特な人だねありがとうございます!と思っておけばいいわけです。

ところが、タバコというものは煙を出すので、これが喫煙者・禁煙者の間で歩み寄りができない、難しい点ですね。

部屋の温度は歩み寄りができても、タバコの煙はどうしても我慢ができない人がいるわけで、例えば、部屋の半分をタバコを吸えるところ、もう半分はタバコを吸えないところね、って分けても、タバコの煙は空気の流れに乗ってタバコを吸えない場所にも流れていくわけです。

そこで考えられたのが「喫煙所」。中の煙を完全シャットアウトして外に漏れないようにしたわけです。

これでタバコを吸う人も、タバコの煙が嫌いな人も、共存共栄できてハッピーになれますね。

え?あいつらタバコを吸ってばかりで仕事してないって?

そういうあんたもおかし食べながら駄弁ってばかりやんか。

飲食店でのタバコの共存共栄

普段の生活の中では、タバコを吸う人も吸わない人も、なんとか共存共栄できるように工夫はいろいろできると思うんです。でも、なかなか共存共栄できない場所がありますね。

飲食店です。

大きな飲食店、例えばファミリーレストランなどでは、喫煙できる席とできない席がきっちり分けられていますので、禁煙席でタバコの煙が流れてきて不快に思うことは少なくなってきたと思います。

問題は、小さなお店や居酒屋などのお酒を出すお店ですね。

小さいお店はそもそもスペースが限られるので、禁煙席・喫煙席に分けることは困難です。

お酒が入るとタバコを吸いたくなる気持ちはよく分かります。今でこそタバコは吸っていませんが、ぼくもかつては喫煙者でしたから。

喫煙と禁煙今日は2016年3月3日、ひな祭りの日です。うちの家には女の子はいませんので、あまり関係のない日です。ところで...
まだ禁煙続いています!禁煙を始めてから18日目になりました。鋭意禁煙中のさかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です...

でもね、せっかく美味しい料理を食べにきて美味しいお酒を飲んでいるところでタバコを吸われると、料理もお酒も台無しやん、って思う人もいるわけなんですよね。

なので、ここはタバコを吸う人が吸わない人に歩み寄って、店の中ではタバコは吸わないようにしてほしいと思うんですよね。

飲食店での全面禁煙は可能なのか?

2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、受動喫煙対策を強化する法案(いわゆる「タバコ対策法案」)が国会で議論されています。多くの観光客が集まる飲食店での禁煙が大きく取り上げられています。

しかし、例外措置として、延べ床面積が30平方メートル以下の小さなお店では喫煙ができるようにしよう、ということになりそうな感じです。法案の骨抜きですね。

先に書いたとおり、小さなお店ではスペースが限られるので禁煙席・喫煙席に分けることは難しいし、そもそも小さなお店を営むところで は排煙設備などを設ける資金もない、ということなんです。

資金力がない小さいお店で「完全禁煙」ののぼりを立ててしまうと、喫煙者のお客さんが来なくなってしまう。

小さなお店のおかみさんや大将が「タバコ対策法案」に反対している様子がテレビのニュースでも映っていました。

果たして、どうなんでしょうね?

最近は、小さなお店でも禁煙のお店が増えてきたように感じます。ラーメンが好きでたまにラーメン屋さんに行きますが、禁煙のところも増えてきているようです。

大阪でいちばんうまい和歌山ラーメンの「泉善(せんよし)」さんは完全禁煙です。
泉善 特大大盛り

関連ランキング:ラーメン | 和泉鳥取駅

先月、京都の二条城に行ったついでに見つけて入った「麺や高倉二条」さんも完全禁煙です。
麺や高倉二条のラーメン大盛

関連ランキング:つけ麺 | 丸太町駅(京都市営)烏丸御池駅京都市役所前駅

大阪と京都の小さなラーメン屋さん。共通するのは「うまいラーメンを食べさせてくれる」ということ。

誰も店内でタバコが吸えないからと文句は言わないし、暴れるわけではない。

うまいものを店で出せば、タバコを吸う人でも来てくれるわけですよ。

次男が小学校6年生の時のことでしたから、今からもう6年前になりますが、仕事でフランスのパリへ出張で行ったことがあります。

EUの取り決めなのか、フランスの法律なのか、パリ市の条例なのか、その辺の事情は知らないのですが、パリの街の飲食店は全て「完全禁煙」でした。

大きなレストランも、小さなフランス料理店も、全ての店で「完全禁煙」でした。

その頃はタバコを吸っていたので、夕ご飯を食べに入ったレストランで、店員のお姉さんに「May I smoke?」って聞いたら、

Non! Non!

って叱られてしまいました。同行した取引先の営業さんに「まろさん、パリの飲食店ではタバコ吸えないんだよ(´・ω・`)」と教えられました。そういえば、その営業さんも喫煙者なのにタバコ吸わないな〜?って思ってたんですよ。

昼間はパリ郊外の国際展示場で仕事をして、夜にご飯と寝るためにパリ市内に戻って来るという生活でしたので、昼間のパリ市内の様子はほとんど見ていないのですが、夜のパリ市内では、其処此処でタバコを吸っている人を見かけました。中には歩きタバコをしているフランス人のきれいなお姉さんもいたので、フランス人の喫煙率って結構高いのではないかと思います。

それでも、「完全禁煙」で小さなお店もやっていけるということは、「完全禁煙」で足並みを揃えているからではないんでしょうか?

その代わり、みんな店の外でタバコを吸ってポイ捨てするから、パリの街は吸い殻だらけでしたけどね。

タバコは文化なんだけど

例えば、小さなバーでグラスを傾けながらタバコの煙をくゆらせる、そういった昭和の古き良き時代の映画の中のような光景が見れなくなる、という話もあります。

タバコは確かに「文化」です。嗜好品なので、吸いたい人には吸わせてあげたいし、でも、嫌いな人からは遠ざけたい。

30平方メートル以下の小さなお店では独自に判断して「喫煙可」「完全禁煙」を選べるようにすればいいと思うんです。

タバコを吸いたい人は「喫煙可」のお店に行けばいいし、タバコが嫌いな人は「完全禁煙」のお店に行けばいい。

「喫煙可」のバーがあってもいいし、「完全禁煙」のバーがあってもいい。

「完全禁煙」のうまい小料理屋に行きたいなら、喫煙者はタバコを我慢すればいいだけの話なんだよね。

喫煙者が店に来なくなる、確かに最初のうちはそうかもしれない。でも、先に紹介した和歌山ラーメンの「せんよし」さんは、いつも駐車場から車があふれているし、京都で見つけた「麺や高倉二条」さんも、我々がうまいラーメンを食べて店を出た時には、10人以上、並んでいました。

飲食店は、「タバコが吸える・吸えない」ということが大切なのではなく、「うまいものを食わせてくれるのか?」というところが、本来のアピールポイントだと思うんですけどね。

みなさんは、どう思います?

「写真愛好家」兼「週末Web随筆家」。ちっちゃい花を撮ることがめっちゃ大好き。愛機はCanon EOS Kiss X7。50mm単焦点レンズと60mmマクロレンズで小さな花を撮ることに喜びを感じています。 職業はWEBのシステム屋。「まろ」と呼んでいただけるとうれしいです。
いわゆる「画像直リンク」、画像の複製は固くお断りいたします。
スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいねをお願いします!

最新記事をお届けします。

シェアしていただけるとうれしいです

フォローよろしくお願いします

関連記事



スポンサーリンク