歩くスピードを緩めてごらん。たくさんのことが見えてくるから。

都会に芽吹いたバラの芽
みなさん、こんにちは。さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。
人間が目で見て処理できる情報量には限界があるそうです。一度にたくさんの情報を処理することは、人間には不向きなのです。

例えば、車の運転。

比較的空いている高速道路を運転しているときを思い浮かべてください。

晴れて天気のいい日。
まっすぐに伸びる高速道路。

前を走る車が遠くに見えて、バックミラーに映る車もまばらです。

こんなときは、制限速度内を自分のペースでのんびりと運転できます。

前をよく見ながら、障害物が落ちていないかとか、路肩に停まっている車がないかとか、そういうことに気をつけながら、好きな音楽を聞いたり、同乗の人とおしゃべりをしながら、楽しく運転できます。

一方、初めて行く都会の駅前。

本来なら電車で行きたかったのですが、その日はどうしても車で行かなくてはならない事情がありました。

目的の場所には駐車場がありません。近くの駐車場を探さなくてはならないのですが、どこも満車の様子です。

誰かが助手席に座ってくれていたらよかったんですが、今日に限って自分ひとり。

ナビはすでに目的地の近くであることを教えてくれているんだけど、駐車場が見つからない。

駐車場を探すのにキョロキョロしながら運転していると、あっ!危ない!

横断歩道に子どもが飛び出してきました。

前を走る自転車が、路肩に停まっている違法駐車の車を避けようと、急に右へ膨らんできました。

駐車場を探すのに気を取られて、赤信号を見落とすところでした。

空いている高速道路と違って、駅前の道路は様々な要因があって、たくさんの情報を一度に頭の中で処理しないといけません。

都会の駅前の運転は疲れますね。



駅前はゆっくり走る

そんなときはどうすればいいのか?

同じ情報量を脳みそに処理させるには、一度にたくさんの情報を処理させるのではなく、少しずつ、処理させればいいのです。

そのためにはどうすればいいか?

車のスピードを落とせばいいのです。

ゆっくり走れば、目から入って来る情報も、単位時間あたりの情報量は少なくなります。つまり、短時間で判断しなければならない情報量は相対的に少なくなるわけです。

スピードを上げて走っていると、単位時間あたりの情報量は増えますから、判断することが増えるわけです。

処理しきれなかった情報は、そのまま流れていってしまいます。

目的地を通り過ぎるだけならいいのですが、横断歩道を飛び出してくる子どもに気づかなかったり、道の真ん中に膨らんできた自転車に気がつかなかったらどうなるか?

もう、お分かりですよね。

空いている高速道路では100km/hで走っていても全然問題ないのに、雑多な市街地では制限速度内の50km/hでも危ない。

高速道路の運転の方が楽チンだと言われる所以ですね( ̄▽ ̄)

足早に歩くひとたち

足早に歩く人たち
朝の通勤ラッシュ。たくさんの人たちが道を行き交います。

勤務開始時間の9時に間に合うように、足早に去って行きます。

でも、9時少し前に会社が入っているビルについてもダメなんです。会社は30階建てのビルの27階。エレベーターに乗らなくてはならないんです。

エレベーターホールはエレベーターを待つ人でいっぱい。待ち行列がビルの外にまで伸びています。

あー、いつになったらエレベーターに乗れるんだよ?9時に間に合わねーじゃん(´・ω・`)

朝は忙しいですからね。1分1秒でも長く寝ていたいし、ギリギリの電車に乗って、少しでも通勤時間を短くしないとやってられないよ。

エレベーター待ち行列の後ろの方でイザコザが起きたみたいです。

列に割り込んだとか割り込まないとか。

喧嘩になってるようだけど、そんなこと、どうでもいいじゃん。早くエレベーターに乗れないかな?時間ギリギリだよ。

そういえば、さっきも地下鉄の駅でおっさん同士が言い合いしていて、駅員さんが間に入って仲裁していたな。

朝はみんなギスギスしていて怖いよな。

せめて10分のゆとりを

足早に歩く人たち
ギリギリの時間に家を出て、ギリギリの時間の電車に乗る。会社の最寄駅に着くのもギリギリの時間。ビルのエレベーターに乗るのも始業時間ギリギリ。

ギリギリの生活をしていると、どこかで遅れが出ると破綻します。

毎朝お子さんを保育園に送ってから駅へ向かう若いお父さん。今日はお子さんの機嫌が悪く、なかなか準備がはかどらない。

早くごはんを食べなさい!

朝からお子さんを叱ってみても、お子さんは時間通りに正確に動く精密機器ではありません。お子さんにはお子さんの事情ってものがあるのです。

やっとの思いでお子さんを保育園に送って飛び乗った通勤電車。

あれ?速度が落ちてきたぞ?なんでスピードを上げないんだ?

車掌
前の電車がつかえております。お急ぎのところ恐れ入りますが、ご了承ください

車掌のアナウンス。こっちは朝イチから会議なんだよ。遅れるわけにはいかないんだよ。

車掌
前を走る電車で体調を崩されたお客様救護のため、途中の駅で緊急停車しております。今しばらくお待ちください

えー?何だよ?インフルエンザか?熱出てるのに会社なんか行くなよ〜
そういう俺も熱があるのに会議のために出社したことあるけどさ。インフルエンザなら家でおとなしく寝てろよ。

車掌
この電車、約15分遅れで運行しております。お急ぎのお客様にはご迷惑をおかけします

え?こっちはギリギリの電車に乗ってるんだから、15分も遅れてたら遅刻じゃん!会議に間に合わないよ!どうしてくれるんだよ!

ゆとりを持って生活を送りたい

今の世の中、とても忙しい。
みんなゆとりのない中で、ギリギリの生活を営んでいます。

賃金が上がらないことも要因のひとつかもしれません。経済的にギリギリの生活は、時間的にもギリギリの生活にならざるを得ない部分があるからです。

お給料が今すぐ上がることは難しいです。でも、せめて朝の時間、ゆとりを持って行動するにはどうすればいいのか?

駅前での車の運転のように、スピードを落として、時間に余裕を持って行動する。

そうすれば、お子さんが少々ぐずろうが、電車が遅延しようが、ゆとりを持って行動できるはずなんです。

少しでも早くビルに着けば、さほどエレベーター待ちの行列も長くはないんです。すぐ乗れるんです。

ゆとりを持って行動する。
ゆとりがあれば、ゆっくりと歩くことができます。ゆっくりと歩けば、見えなかったことが見えるようになります。

道端の花々

足早に歩いていては、道端にきれいな花が咲いていることにも気がつかないでしょう。

道端にきれいな花が咲いていようが関係ない?

いや、あなた、かなり豊かさを犠牲にしながら生きていますよ。


写真はこちらの写真を使っています。全てぼくが撮影したものです。

今日は平日。 午前中に空き時間ができたので、職場の近くをぶらりと散策。ここは淀屋橋。 大都会大阪の中心地です。 大阪市役所があります。日...

著作権フリーではありませんので悪しからず( ̄▽ ̄)

「週末写真愛好家」兼「週末Web随筆家」。

ちっちゃい花を撮ることがめっちゃ大好き。愛機はCanon EOS Kiss X7。50mm単焦点レンズと60mmマクロレンズで小さな花を撮ることに喜びを感じています。
職業はWEBのシステム屋。「まろ」と呼んでいただけるとうれしいです。

いわゆる「画像直リンク」、画像の複製は固くお断りいたします。
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