サクラの季節直前!ホワイトバランスと露出をマスターする

みなさんこんにちは。さかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。
写真を本格的に始めてから約1か月がたちました。

毎週末のように大好きな花の写真を撮りに行ったり、出勤途中に勤務先の近くで花の写真を撮ったりしています。

先日も勤務先の近くで花の写真を撮っていました。

こちらのフラワーポット、それなりにうまく撮れているとは思うのですが、なんとなく画面が暗いですね。

もう少し明るければ、華やかさが増したように思います。
フラワーポットCanon EOS Kiss Digital N (79mm, f/4.5, 1/250 sec, ISO400) at 08:11 on 2017/03/24

当日の天気は晴れ。快晴ではなく、少し曇っていました。
場所はビルの北側。太陽の光は直接当たっていません。日陰です。

場所が暗かったために、少し暗めの写真になってしまったんですね。

撮影の条件に応じて、ホワイトバランス露出を調整すればよかったのです。

これから春本番を迎え、サクラの季節は目前。

きれいなサクラの写真を撮りたいので、ホワイトバランスと露出について勉強と実験をしてみました。



ホワイトバランスと露出

ホワイトバランスとは?

写真を撮る上で大切なことは「光」であることは経験上知っています。

私たちは、モノに光が当たることで反射した光を「見て」います。

カメラも同じで、モノ当たった光が反射して、それがレンズを通じてカメラのセンサーに当たることで写真として画像を保存しています。

光は

  • 赤(Red)
  • 緑(Green)
  • 青(Blue)

の「3原色」(RGB)からできています。
」「」「」の3つの色が均等に混ざったときが「白」になります。

昼間の太陽の光は「」に近いです。

夕方の太陽の光は少し赤みがかっています。それは、大気が太陽の光の「」の成分を吸収してしまって、「」の成分が多くなるからです。

逆に、曇りのときの太陽光や蛍光灯の光は少し青みがかっています。曇りのときは雲が赤い光を吸収してしまって「」の成分が増えるからです。また、蛍光灯の光は元から「」の成分が多いためです。

赤い光が多いことを「色温度が低い」といいます。
青い光が多いことを「色温度が高い」といいます。

人間の目は脳の働きによって、光の色温度が変わっても、自然な色に見えるようになっています。脳みそが自動的に「補正」してくれているわけです。

しかし、カメラのセンサーは自動的に補正してくれません。オートで撮ればそれなりに補正してくれますが、それなりはそれなりなので、きっちり補正しようとすれば「オート」ではなく、自分でカメラの設定を変えて「補正」する必要があります。

写真を自然な色合いに見えるように「補正」することを「ホワイトバランスを調整する」といいます。

露出とは?

ホワイトバランスが色の3原色の割合である一方、「露出」とは、「光の量」そのものをいいます。つまり、「光の強さ」です。

光の量が多いときは明るく見えます。
光の量が少ないときは暗く見えます。

明るい写真にしたいときは、「露出」を「+」にしてやればいいです。
一方、暗い写真にしたいときは「露出」を「-」にしてやればいいのです。

冒頭の写真は少し暗めなので、露出を「+」にしてやればよかったわけですね。

サクラの季節の空

サクラの季節は春。
大阪では例年3月下旬頃から咲き始めます。今年は気温が低い日が多いので、ソメイヨシノの開花は4月にずれ込みそうです。

春の空は「花曇り」といって、太陽は見えているんだけれども少し曇っている、という天気が多いです。

空の部分部分に雲があるのではなく、空全体が霞んだように曇っている、といった感じです。

被写体である「サクラ」の花も、白、または薄いピンクで、被写体としては難しいのではないかと思います。

実はいまだかつて、「被写体」として桜の写真を撮ったことがないので、サクラの季節直前の土曜日、ホワイトバランスと露出を変えることで写真の写り方がどう変わるのか、実験をして確認をしておこうと思ったわけです。

ホワイトバランスと露出を調整する

今回の実験に使った機材はこちらです。
CanonのEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMApple iPhone SE (4.15mm, f/2.2, 1/15 sec, ISO800) at 09:23 on 2017/03/05

本体はCanon EOS Kiss Digital N。
レンズは、サクラの花を下から望遠を使ってアップで狙う想定で、Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMを使いました。

Avモードで撮影
撮影モードはAvモード(絞り優先AE)で撮影しています。シャッタースピードは自動設定です。

残念ながら自宅周辺ではまだサクラが開花していないので、自宅の庭のジンチョウゲを被写体である「サクラ」に見立てて撮影しました。

撮影日時は2017年3月25日の11時前。天気はまさに「花曇り」。気温13℃ほどで少し肌寒かったです。
早く暖かくならないかな?

ホワイトバランスの調整

EOS Kiss Digital Nでのホワイトバランスの調整は、電源をOnにして、背面の「WB」と書かれた「↓」ボタンを押します。

矢印キーでお好みのバランスを選択し、真ん中の「SET」ボタンを押すと設定されます。

今回は外での撮影が目的ですので、こちらの設定を選択しました。

  • AWB(オート)
  • 太陽光
  • 日陰
  • 曇り

では、純に設定を変えて撮影してみます。

AWB(オート)

AWB(オート)
自動でホワイトバランスを設定してくれます。今まではこのモードで撮影していました。
まぁ、悪くはないように思えますね。

太陽光

太陽光Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO400) at 10:38 on 2017/03/25

AWB(オート)とそれほど大差がないように思えます。
AWB(オート)が「太陽光」を選択しているのかもしれませんね。

日陰

日陰Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO400) at 10:39 on 2017/03/25

あー、明らかに黄色みがかったというか、夕方みたいな感じになってしまいましたね。

曇り

曇りCanon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO400) at 10:40 on 2017/03/25

ふむ。「AWB(オート)」と「太陽光」だけを見れば「こんなもんかな?」と思いますが、「曇り」を見るとこちらのほうが自然な感じで、「AWB(オート)」と「太陽光」は少し青みがかったように見えます。

微妙な感じですが、ホワイトバランスを調整することで、写真の色合いが変わることが分かりました。

露出の設定

ぼくの感覚では、ホワイトバランスは「曇り」がちょうどよかったので、曇の設定で露出を変えてみます。

やはりちょっと暗めに感じますので、少し露出を上げて明るくしてみます。

露出の調整は、背面の「Av」ボタンを押しながら、シャッターボタンの手前のダイアルを回します。
左に回せば「-」に、右に回せば「+」になります。

今回は暗めの写真を明るくするので、「+」の方へ調整します。

Canon EOS Kiss Digital Nでは1/3ずつ調整できますので、1/3ずつプラスの方向へ露出を上げていきます。

露出+1/3

露出+1/3Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO400) at 10:51 on 2017/03/25

先程より少し明るくなりました。

露出+2/3

露出+2/3Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO400) at 10:51 on 2017/03/25

露出+1/3よりもいい感じですね。明るくシャープに見えます。

露出+1

露出+1Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO400) at 10:51 on 2017/03/25

これくらいまででいいのではないでしょうか?

露出+1と1/3

露出+1と1/3Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO400) at 10:52 on 2017/03/25

ジンチョウゲの花の白くて明るいところの色が飛び始めているようです。花びらの輪郭が分からないところがあります。

露出+1と2/3

露出+1と2/3Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO400) at 10:52 on 2017/03/25

中心部の花の輪郭も分からなくなってきました。露出オーバーですね。

露出+2

露出+2Canon EOS Kiss Digital N (55mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO400) at 10:52 on 2017/03/25

これはもう明らかに露出オーバーでしょう。

ホワイトバランスと露出を調整してサクラの撮影に臨もう!

ホワイトバランスと露出を調整することで、自分好みの写真を撮ることができることを学びました。

実際の撮影場所であったり、当日の天気によって条件は変わってくると思いますし、被写体であるサクラの花の色によっても適正なホワイトバランスや露出は変わってくると思われます。

写真を撮ってモニターで確認して、そのときに応じた調整が必要であることはもちろん、同じ被写体を撮るにしても、いくつかホワイトバランスを変えてみたり、露出を変えてみたりして撮影するのがいいかもしれません。

早くきれいなサクラを撮りたいですね!

「写真愛好家」兼「週末Web随筆家」。

ちっちゃい花を撮ることがめっちゃ大好き。愛機はCanon EOS Kiss X7。50mm単焦点レンズと60mmマクロレンズで小さな花を撮ることに喜びを感じています。
職業はWEBのシステム屋。「まろ」と呼んでいただけるとうれしいです。

いわゆる「画像直リンク」、画像の複製は固くお断りいたします。
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